コロナ発生後初めての海外出張

コロナ
日本に帰国するために海外でPCR陰性証明書が必要なのだ!

ヨリミチおじさん、ヨーロッパへ行く

さて、結論から言うと日本だけ謎のしきたりがあって、帰国するためには厚生労働省が指定したフォーマットのPCR陰性証明書を海外で取得して書面で用意しろ!ということにビビったという話である。

4/25 GWの前にして私は本業でドイツ(ドバイ経由)に旅立った。
あまり深く考えずにお土産は空港で帰るだろと思っていたら想定外のお通夜状態@成田

誇張抜きに、お土産を帰るお店は1件くらいしかなかったのだ。それは東京食賓館である。
そこで鉄板のヨックモックを購入して旅に備えた。

考えてみればそりゃそうかという感じではあるが、飛行機内は原則マスク着用で、食事のときのみ外して良いというスタイルであった。28時間の移動はマスクもアイマスクもあわせ技である。

1週間ほど仕事で割とガッツリと拘束されたのですが、ヨーロッパってもう乗り物以外マスクしないんですね、最高ですね。かくいうヨリミチおじさんもコロナ前までは絶対にマスクしたくない主義だったのです。アメリカ生まれだからなのか、もうそういう縛られるのは本当に嫌なんです。
いろんな現代的カルチャーショックを受けとめつつ、もはやノーマスク生活に溶け込んでいた。

ニュルンベルクで仕事を終えたあとは、GWとちょうど重なっていたこともありミュンヘンや飛行で移動してケルンで観光をした。

ここはミュンヘン
ここはケルン

石?でよくここまで作ったものだと関心する。本当に垂直に高い絶壁。
ケルンの方には友人がおり、ブンデスリーガのチケットをとってもらって観戦までしてしまう始末。
完全に旅行自慢である。アウェーはフランクフルトで、長谷部選手などがいた。

この明るさで夜8時なのだ。海外とオンラインをしてきたが、サマータイム!サマータイム!とか意味わからんわ!と思っていたが、よくわかった。あまりにも明るいのだ。夜9時まで明るいのだ、5月で。これは日本人がヨーロッパ行ったらもっと過労死しちゃうんじゃないかな?と心配してしまった。
休んでくれ、EU人。昼飲み感覚で夜飲めるのはとても羨ましかったが、暗くなってすぐ帰宅してももう23時というのもちょっと損した気分にはなる。

気を良くしたヨリミチおじさんはイタリア・ヴェネチアまで足を伸ばした。
完全にバカンスである。

ドイツに10日いたが、本当にパンとチーズと肉しか食べないんだな、彼の国は。

ヴェネチアは誰もが知る観光地だが、飯は何を食べてもうまい。なんかイタリア人が口元で手でキスをしてボーノとか言うのがよくわかった。日本人にとても合う味付けだ。そして、10日以上ぶりのまともな海鮮に痺れた。そして値段にもっと痺れた。

と、色々楽しい写真を投稿してきたが、ここからが本題である。

私と社長が出張に行ったのだが、仕事を終えたあとはそれぞれの休暇に別れた。
私がヴェネツィアに到着した日に連絡が入った。こういうときに連絡が入るということは、基本的には良くない知らせである。

なんと日本に帰国するにはPCR検査の陰性証明証が必要だったことを知らなかったのだ。
かなり急な出張であったことから、旅路の調査は1日もとれなかった。いつもの流れで、とりあえず航空券も買えたし、なんの問題もなく現地に入ったのだ。そのまま1週間忙殺され、それぞれつかの間のバカンスも問題なく過ごしていた。

多分、旅行会社を通じて海外に行っていれば絶対に帰りにPCR検査が必要って言われたのだと思う。
社長はたまた私より2日帰国が早かったことから、PCRの必要性を知ることができた。
聞くやいなや私は ヴェネチア・PCR検査 で調べた。
すると某大手旅行サイトが、 ヴェネチアでも安心!付添PCR検査プラン! 280ユーロ とかがヒットした。おい!4万円くらいかかるじゃないか!とも思ったが、成田で緊急PCRは4.3万したので、そんなものか…とも思った。

だが、ただでさえ物価が高いヴェネチア。
いかにケチってPCR陰性証明書をゲットできるかギャンブル精神に火がついた。

某サイトではご丁寧に、 ○○病院の目の前集合なので安心です! とか書いている。
ヴェネチアはそもそも2〜3kmほどしか無い小さな島である。幸運にも、私のホテルから300m程度の距離だったのでダメ元で病院に突撃した。

ヴェネチアはそれなりに英語が通じるが、思った以上にイタリア語がベースだった。
ゆっくり丁寧に説明し、私が日本人であると知ると受付の目が変わった。すぐに、あと何日滞在するんだ?と聞かれ、あと2日いると答えた。どうやら、この業界では日本がかなり特殊な状況なようだ。

突撃した日に予約し、翌朝にPCR検査、翌々日の午前に厚生労働省のフォーマットの紙を用意してくれる段取りとなった。こういう形式の書面が必要なのだ。

ということで、謎のエージェントを介すこと無く、132ユーロ(約1.8万円)で済んだヨリミチおじさんであった。

帰りはヴェネチアからフランクフルト経由で帰国したが、この書面が必要になるのは日本に向かう直前の便であった。もしもここで書類がなかったら飛行機に乗せてもらえないのだ…

これは日本人でも外国人でも例外はなく、全員出国72時間前までの陰性のPCR結果が必要なのだ。
そして、機内では念を押すように書類を記入する必要があった。

今更だが、ワクチンは特別な理由がない限り2~3回摂取していないと出国できない印象であった。
2回摂取の人は帰国後は3日隔離生活を送る必要があり、3回摂取していればそのまま帰宅できる。
これは日本から出国するときにワクチンパスポートが必要になる。

さて、帰国後の流れはこうだ

  • ワクチンQRコードの確認
  • 書類等の確認=機内で書いたやつ 通称健康カード(自己申告…)
  • 検体採取→唾液を採取する
  • My SOSやらアプリをDLさせられる もう言われるがままだった GPSとかもオンにさせられる
  • 質問表の登録:アプリでひたすら はい はい はい と入力する
  • 結果通知:これは検体採取の唾液で陰性であることをひたすら待つ

この流れを1.5〜2時間くらいかけて帰国してから手荷物を持ってひたすら移動する。
なかなかな精神的負荷である。20時間以上移動しているのだ。

ということで、無事陰性だった私は日本の地に足を再度踏み入れることができたのである。

言いたかったことは、海外でPCR検査を受けられる調査を絶対にしておこう というお話だったのである。

おしまい

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