よりみち散歩 #9 ゾウのはな子さん

ゾウの花子さんがいた場所

吉祥寺には井の頭自然文化園 通称:井の頭動物園 がある。
この井の頭自然文化園は来年で開園100周年という老舗っぷりだ。
吉祥寺駅から井の頭通りを10分程南に進むと見えてくる。

休館日は月曜日なので注意しよう

ツイッターもほぼ毎日更新しているのでこちらを読むだけでもほっこりしてしまう

さて、タイトルにもあるゾウのはな子さんは、井の頭自然公園に戦後初めてやってきたメスのアジアゾウである。2013年1月に66歳になり、亡くなった今年の2016年5月26日まで国内最年長記録を伸ばし続けた。
享年推定69歳
平均寿命は60歳だそうだ。およそ70年生きてきたということは大往生と言えるだろう。
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そんなはな子さんはタイで生まれ、バンコクの農園で暮らしていたそうだ。その頃は「カチャー」と名付けられていた。カチャー(後のはな子)が2歳半の頃に、「戦争で傷ついた日本の子供を元気付けたい」と、タイの元軍人であり実業家のソムアン・サラサス氏によって贈られることになり、1949年に神戸港を経て恩賜上野動物園にやってくる。

そう、最初は上野動物公園にいたのだ。当初はカチャー子とも呼ばれていたそうだが、名前を一般公募した結果「はな子」と決まった。
当時まだ子ゾウだったはな子は、都内を回り子供達を喜ばせてくれた。そして1954年に、井の頭自然文化園にやってきたのである。

はな子さんを巡る意見

子供を喜ばせてあげたい想いから日本に贈られた象さん。これは中国からパンダを贈ってもらうという国際交流と同じだ。
一見美談のようにも見えるが、そこには動物を顧みることのない、人間のエゴが絡みあうことは良くある。
私も幼稚園の頃からこの動物園におじいちゃん・おばあちゃんと手を繋ぎながらはな子さんを見て喜んでいた記憶がある。探せば写真も一杯でてくるだろう。

しかし、晩年のはな子さんに対する一般メディアからは厳しい意見も出てきた。
これはwikipediaでも書かれているが、カナダ人ブロガーがコンクリートの檻にいる一頭のゾウを批判した。それを発端に世界で45万人以上の署名が集まったとも言う。
だが、このはな子さんによる事故死事件が2件あることはあまり知られていない。
もちろん相手は動物だ。しかも最大級のほ乳類である。
事故を防ぐという意味ではこの檻は正しいと言えるが、ゾウにしては少し狭かったのでは?という意見もある。

ただ、この話は少し眉唾な所もある。インターネット掲示板などでも議論が交わされている。
こちらは動物まとめ速報様のまとめ記事
【象のはな子】カナダ人ブロガー「井の頭自然文化園のゾウがかわいそう~」全世界から集めた45万人分の署名を撤回

外国人が勝手に騒いでいるだけじゃないのか?揺動して有名になっている?
炎上商法?
色々な憶測が飛び交っているが、まずは本家の記事を見てみようではないか
Hanako the Elephant: 61 Years (and Counting) Alone in a Concrete Prison
記事を書いたUlara Nakagawa氏(カナダ、バンクーバー在住twitterより)サイトを要約すると、
日本の雑誌を読んでいたら、有名なゾウがいるらしい。実際に見に行ったら、牢屋のような場所にずっと閉じ込められていた。彼女(はな子)はずっとあの中で暮らしている。
そんな象さんが不憫で、この事実をみんなにも知ってほしい。

という感じだ。もしも興味があれば読んでみていただきたい。
そして、どうやら今年3月に、このブロガーと動物園館長さんとの和解もできたらしい。
はな子が亡くなったのはその2ヶ月後のことになる。

いづれにせよ、これまでの話に嘘は何1つない。
物の見方次第でこんなにも意見が出てくるのは仕方のないことだ。

色々な情報を仕入れて吟味していただきたい。

吉祥寺にはな子の銅像を

今吉祥寺では銅像を設置すべく、募金運動が始まっている。
この様なポスターを街中で見かけることがある。
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吉祥寺北口に設置される予定となっており、これが実現すればまたニュースになるかもしれない。渋谷のハチ公に次ぐ、吉祥寺のはな子の様に、第二の待ち合わせ場所の定番になる未来もあるかもしれない。

はな子の思い出

また、吉祥寺アーカイブプロジェクトとして、はな子との思い出の写真の展示会も計画されている。これは一般の方から写真を集めていくようだ。
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応募はこちら裏面だが、このサイトからコピーしたものからでも送ることもできるようだ
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また別のパンフレット
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とてもノスタルジック
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締め切りは12月28日
ご興味があれば応募してみてはいかがだろうか?

父が愛したゾウのはな子

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