マイナーなマイクケーブル変換の自作
随分ご無沙汰してしまいました、ヨリミチおじさんです。
色々な時間を経て、久々の投稿になります。
今回は少し特殊な音声ケーブル変換のピン配置についてのメモになります。
あまりメジャーではありませんが、昨今ではminiXLR端子が取り扱われ始めました。
文字通り、通常のXLR端子の小さい版です。
また、SONYのワイヤレスを取り扱ったことがある人はなんとなく見たことがあるであろう、謎の4ピン端子も今回はまるっとピン配置を共有します。
ということでminiXLRは想像するに、恐らくsound devicesかBlackmagicの機材を扱わない限り、触る機会は無いでしょう。同時に、触る機会があれば、その謎のminiXLR端子を通らないわけにはいきません。
ということで上の図にはいきなりピン配置を書いてしまいました。
需要があれば改めて丁寧に書いてもよいですが、あれはMiniXLRの外側に見えている図の配置になります。
秋葉原では今や千石電商がオーディオパーツの1強になってしまった感はありますが、購入したものが上の写真です。
外側に1,2,3と番号がはられているのは良いのですが、半田するときは裏側なんですね。気をつけないと反転しているのでよく間違えてしまいます。でも3ピンならまだ頭を少しひねればよいというものです。
SONYのワイヤレスマイクを扱っている人であればヒロセのSMC-94Sを通らないわけには行かないでしょう。
外側はこんな具合。どこが上か下かを判断するには、画像にある「HRS」を下にした時を基準にするのが良いだろう。
そのまま裏返した写真がこちら。右上は使っていないのですねぇ。
紆余曲折あり、このように鉄のガイドを半田付けしてケーブルにつけると比較的簡単にケーブルを接続できました。抵抗とかの足を切ってつけました。座はワイヤレスマイクレシーバーになります。
ケーブルを半田付けしましたが、むき出しのところはテープで養生しました。
写真はパーマセルで絶縁したものになります。
絶縁前はこちら
各ケーブルを絶縁したあと、ビニテで全体を覆いました。
この端子は六角とマイナスドライバのイモネジで締めます。そういうものなのです。
台座があった方が締め付けが簡単で良いです。
写真はワイヤレス受信機sony WRR820を座にしました。
最後はラバーパーツを押し込みます。
これで完成です。
私はパーツを締めるときにホットとコールドがショートしてしまい音が出ませんでした。
再確認し、パーツのショートをしないようにした結果、問題なくSONYのワイヤレスケーブルを作ることができましたとさ。
おしまい