「保育園落ちた日本死ね」から1年…りっちゃんも落ちちゃいました保育園

保育園落ちた日本死ねブログから昨日で1年。

 

 

kodomo 

「保育園落ちた日本死ね」は昨年の流行語大賞にも選ばれ、何かと話題になりましたね。今回はりっちゃんが経験した保活について書くよ。経験から思ったことも書くので、これから保活する人、もう終わった人、日本の将来を憂いているそこの貴方にもちょっとでも役に立つといいな!

 

そもそもなぜこの時期なの?

 

 この時期、話題になる保育園問題。なぜこの時期なのかというと、だいたい1月後半から2月中旬くらいまでが各自治体の認可保育園(いわゆる公営の保育園のこと)の通知が来る時期なのです。身バレしない程度に書くとりっちゃんは首都圏政令指定都市に住んでおりますが、都内やその近郊ではだいたいのところでまず10月中旬頃から11月初旬に申し込みをして、この時期に入れるか否かの通知が来ます。その間、不安な日々を過ごすのです。

 

保活はいつから?どんなことするの?認可と無認可って何?

 

 りっちゃんは臨月でお引っ越しをしたこともあり、のんびりスタートでした。区役所に行ったのは産後半年ごろ。これは遅い方です。まず、自宅近くあるいは通勤に可能な範囲内にある保育園を洗い出し、区役所で紹介の紙のようなものをもらって保育時間(延長保育が可能かどうかも含め)をチェック。通えそうな園に電話しまくり、どんどん見学に行くことから始めます。
 ここで問題になるのが、認可保育園に通わせるのか、無認可保育園に通わせるのか。この名称は住んでいる自治体により変わりますので、お住まいの場合のシステムをチェックしましょう。認可はいわゆる公営の保育園のこと。東京都は認証保育園なるものもあります。首都圏の場合はその市によって認証している無認可保育園もありますが、りっちゃんの住んでいるところは認証してもらっているけど公営ではないよ、民営だよ、ということでした。

 なぜこの差が問題になるのか。申し込みの方法がまったく違うので保活の仕方が違うのです。りっちゃんはどっちもしたので、違いがとてもよくわかりました。

 

認可保育園には貧乏アピール、無認可保育園は園の方針に合わせるべし

 

 正直言って、認可保育園はやれることが限られています。なぜなら役所が判断基準にしているマニュアルに沿ってポイントをつけていくので、こちらは手出しができません。どうしても認可!という人は駅から遠いとか、人が選ばなさそうな場所を選ぶくらいしかできません。この方法も、どこの保育園も入りたい人だらけなので、有効とは言えません。なのでりっちゃんは、見学をして、役所で話を聞いて自分のランクの位置を知り、きちんと申し込みはした上で、やれるだけやったのだからと諦めました。だってどうしようもないもんね。

 しかーし、認可を見学したことは結果として役立ちました。無認可保育園を選ぶ上で自分の中でのある程度の基準ができたからです。例えば、何がなんでも園庭があるところがいい!とか、給食は全部園で作っているところがいい!(ご飯だけ持ってきてね、という園もある。)とか。

 さて、無認可ですが、イメージとしては私立学校みたいな感じ。受験とかでいろいろな学校を見たような感じに近いな、と思いました。りっちゃんが実際に見た園では、外国人講師がいて英語教育に力を入れているところ、週に何回か音楽専門の先生が来て音楽をやるところ、小学校で使うような跳び箱を3・4歳で飛ばせるような体育を頑張っているところ、はたまたオーソドックスな幼稚園のようなところ、、、いろいろ過ぎて大混乱。保育料も一番高いところで10万円、低くて6万、とバラバラ。申し込み時期も方法も園によってバラバラ。なので早い者勝ちな園もあるので、早い段階から電話しまくって情報を聞きましょう。できればご近所のママさんなどをつかまえて評判も聞けるといいね!難しいけど!

 ここで安心しちゃいけないのが、無認可でも落ちます。

 りっちゃんも落ちました。びっくり。 

 そこで思ったのが、無認可には貧乏アピールもしくは仕事が大変!アピールはむしろマイナス。無認可は保育園を経営しているというイメージ。私立学校と同じく財政的な安定を目指している部分もあるので、きちんと保育料を納めてくれる人、自園のイメージを損なわない人、を入園させたいのでは。

 りっちゃんが落ちた園は、すごーく高飛車な園で、電話した段階で見学予約は2ヶ月先!しかも電話で「うちは大変人気で妊娠中からみなさん見学にいらっしゃいますよ〜(遅いんじゃないですかオホホ)」と言われる始末。入園の選定はどのようにしてますかと聞いたら、自分の園の教育に賛同してくれる人、自分の園に入りたいという熱意を持った人を園長が判断して入園の可否を決めるとおっしゃっていました。就活みたいに入園動機というものを書く欄があって、思いのたけを熱く熱く松岡修造様を参考に書いたのですが、ダメでした。ちゃんちゃん。

 

実際にあります。避けた方がいい園。

 

 残念ながら預けたくないなという園は存在します。いくつか実際に聞いた話なので書いておきます。

 見学のときにお昼寝の時間帯を指定してくる園。まったく様子がわからないのでやめた方がいいです。もっと言えば寝てる時間のときに見学を指定してくるということは見せたくない何かが存在するということ。

 明らかに大人の人数が足りていない園。認証を受けている園はあまりないですが、パートさんばっかり、とか、明らかに人数のわりに子どもを引き受けすぎているな、という園もあります。これも見学に行けば様子がわかりますのでチェックしよう。

 自分の価値観と合わない園。選り好みしている場合ではないのですが、アットホームでいいなと思って見に行っても、園の方針で子どもはのびのび!と言ってはいるけど、見ると放置しているように見えちゃう、とかちょっとでも違和感を持ったらやめておいたほうが無難。逆に、幼稚園みたいでいいなと思ってたけど、見てみたらスパルタちっくでちょっと自分の価値観とは違う、とかもあります。子どもが日中ほとんと過ごす場所なので、自分の考えと合わないと結局はストレスになっちゃうからね。

 

りっちゃんの場合

 

 りっちゃんは認可保育園は全落ちし、市の認証を受けている無認可保育園に預けることに決めました。ひとまずホッとしているところ。

 預けるところは小規模保育の園で、いろんな年齢の子が同じ場所で過ごすタイプ。当初、りっちゃんはここがひっかかっていました。大きな子と一緒で危なくないかな、とか、同じ年齢の子たちと過ごした方が学校みたいでいいんじゃないかな、とか。でも見学に行ったとき、りっちゃんの娘を遊ばせながら見学させてくれて、娘を遊ばせながら話も聞いたのですが、そのときの娘が楽しそうなこと!園長先生に懐いてハイハイしていくし、2歳の男の子をハイハイで追いかけ回すし。見学のときに遊ばせながらっていうのも小規模保育ならでは。そういうところはここの園だけでした。まだ1歳だから、こういうアットホームな小規模保育な感じもいいのかな、と思い、申し込みを決めました。決め手は楽しそうに遊ぶ娘の様子でした。

 

追いつめられる働くママ。保活に物申す!

 

 保活、キツかったっす。保活、言い得て妙、就活のようですね。しかも、自分のことではなく子どもを預ける先なので、精神的にもキツい。ああ、ママが落ちたせいでごめんね、と申し訳なく思うし、悲しくなるのです。

 また、保育園側が妊娠中から見学に来られますよ、なんて言う世の中、やっぱり間違ってるよね。だって、りっちゃん切迫流産だったから自宅安静の時期もあったし、仕事もしてたし、引っ越し先の園までなんて大きなお腹で厳しいっす。無事に産まれてきてくれるかどうか不安な時期にこんなシビアなこと出来なかったよ。。なーんてりっちゃんの弱々しく甘い部分ですが。

 りっちゃんは育休もらえて戻る場所まで用意していただけてすごくありがたいですが、世の中厳しい状況の方もいるのです。泣く泣くお仕事諦めたのに、「専業主婦なんて気楽でいいわね」なんて言われたり、泣く泣く認可落ちて無認可に決めれば「無認可なんて危ない!子どもがかわいそう」(りっちゃん実際に言われてめっちゃへこんだのですよ)とか、みんないろいろ言ってくれちゃうのよね。でもそういう人たちは別に状況を変えてくれないし、保活は厳しさを増すばかり。聞いた話だと、とある幼稚園は入園のためにプレ幼稚園なるものに入れなければならず、その申し込み日が先着順になるらしく、その日は徹夜で夫婦交代で並ぶそうです。保育園だけでなくて幼稚園も育児事情、厳しいっす。

  男女共同参画社会を目指して女性の社会進出を進めたけど、社会に向けて雇用機会均等法とかの法律作った世代の方々は育休とかとれないような時代で育児中のお仕事の様子なんてわからず、保育園の受け皿を作る前にどんどん進めちゃった感じなのかな、って思う。じゃあ、どうすりゃいいのって話なんだけどね。それがわかれば今頃りっちゃんは政治家かしら。

 

日本死ねブログ問題について。匿名性の尊重。

 

保育園落ちた日本死ね

 

 このブログ自体はりっちゃんは話題になってくれてよかったなって思う。だけど、だんだんなんか違うなって思うようになりました。話題になったブログはあれはあれでいいんです。言葉が綺麗じゃないとかいう問題は置いておいて、保育園落ちた日本死ねってインパクトすごいし、言葉のリズムというかさすが話題になるだけあるな〜って素直に思ったものです。だけど、それを民主党(今の民進党)の議員さんが取り上げて政治利用したり、「保育園落ちたの私だ」プラカードデモしたり。取り上げてくれるの大いに結構。だけど、じゃああなたは何してくれるのさ。今の安倍政権を批判するだけの道具にされているような気がしてとても気分が悪かった。そうじゃなくて、こういう状況だからこういう法律を作って規制緩和して保育園作りましょう、とか、保育園建設反対している人たちに向けてこういう対策取りましょうとか、政権批判じゃないところで取り上げて戦ってほしかった。
 そして炎上を招いていましたが何より流行語大賞とったとき、議員さんが受け取ったことが残念でならなかった。あの言葉のインパクトや強さは、匿名だからこそのものじゃないでしょうか。みんなの総意というか、見えてないけどたーくさんいるんだよ、という象徴のような匿名性。なのに、政治的なメッセージをもつ議員さんがそれ受け取っちゃったらその強さが違う意味になってしまう。政党とか政権とか関係なく、保活してる私たちのこと利用しないでよ、と思っちゃった。

 りっちゃんは、誰もいない空席の場所に賞をあげてほしかった。匿名性を尊重してほしかった。そうしたらそれが、見えないけど一人一人の叫びを取り上げてくれたという尊重につながったと思う。匿名ブログの、よくぞ書いてくれた!っていうその言葉の強さを認めることになったのではないかな、と。

 

色々書いたけど、話題が風化しないでほしいと願うばかり

 

 ながーくシリアスに書いたけど、育児のことってその時が過ぎると忘れちゃう。当事者じゃないとちゃんと考えない。だってりっちゃんがそうだったから。でも、それが一番問題で、風化しないで継続して問題提起してもらいたい。だって、私たちは歳をとるし、次の世代が育たないと国がもたないし。育児世代がぎゅうぎゅうに追いつめられている社会は、きっとそうでない人たちにとってもそのしわ寄せで何かしらの負担を強いられているはず。日本死ねの言葉の強さや政権批判のことばかりに目を向けないで、より良い方向へ進むことを願って、りっちゃんも拙いなりに書いてみたんだ。
 仕事復帰に向けてりっちゃんも頑張るぞ〜。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう


PAGE TOP