よりみち散歩 #33 吉祥寺 女子大前のケーキ屋さん「アテスウェイ」
今日はヨリミチ団にとってちょっと特別な日。
まずはぷーちゃんの散歩をば。これからやることが色々あるのだ。

白い体に赤い舌がぺろり
実は今日はヨリミチ団定例会議(お茶&飲み会)があり、やはり吉祥寺の物をおみやげに、話を盛り上げたいとヨリミチおじさんは考えたのである。すると目の前に開花した梅の花が… もう咲いているのかぁ、と感心しつつ 梅の花、なんとなく赤と白、いちごとクリーム…
これはケーキが良いに違いない。そうビビッと来たのである。
そこで今回は都内No.1とも言われている吉祥寺のケーキ屋さんアテスウェイ (a tes souhaits!)のケーキを持って行くことにしたのだ。
東京女子大学前のケーキ屋さん アテスウェイ
武蔵野市と杉並区の境界線にこのお店はある。
2001年にオープンした”アテスウェイ”はフランス語で「あなたの願いがかないますように」という意味のお店である。ここは地元民はもちろん、都外からもここのケーキを求めてお客さんがやってくる。
ここは2010年に放送された人志松本の○○な話!!では芸能人が本当に教えたくないお店の1つとして紹介されている。インスタグラムで #アテスウェイ と検索すれば美しいケーキの写真がたくさんでてくる。
アテスウェイの名物は何と言ってもロケットの様なモンブランである。
フランスに渡り、4つ星ホテルのグランドホテル テルメスマリーンで修行し、数々のコンクールで優勝したオーナーシェフ川村英樹氏の手がけたケーキはどれも美しい。同氏はNPO法人 世界美食家協会(レ・ ザミ・ドゥ・キュルノンスキー)の日本部会員でもある。
アテスウェイの場所
やや小さめのお店であるアテスウェイだが、11時の開店と同時にお客さんが入ってくる。店舗は東京女子大学の斜め前に位置し、客席は少ないがテラス等で食べることもできる。
東京女子大学卒業の有名人にはフリーアナウンサーの高橋真麻(元フジテレビ)や西尾由佳理(元日本テレビ)を初め、女優の多部未華子等が在籍していた。東京女子大学出身有名人のサイトを確認すると、アナウンサーで活躍している女性が多いことが分かる。大学が掲げる「専門性を持つ教養人」を育てるというキャッチコピーの通り、卒業生には知性を武器に働く女性が活躍している。

時刻はまだ11時15分頃(開店後15分)
無論女子大生も訪れるが、実際は地元の家族連れや、近所のお年寄りもお多く訪れる。地域に愛されているお店だることがわかる。
愛される理由は、アテスウェイにしかない「美しさ」と「美味しさ」に他ならない。

どれも美しく並べられている 写真はガトーフレーズとモンブラン
他にもマカロンや焼き菓子、パンも販売している。
これらのケーキは店内奥のキッチンで作られ、出来立てのケーキが提供されている。
購入したケーキたち
今回はアテスウェイの一番人気であるモンブラン 680円、フランス語でイチゴのケーキという意味でショートケーキと同じ意味を持つガトーフレーズ 580円、と濃厚なチョコレートが特徴のフォルティッシマ 500円を購入。どれも人気で美味しいが、モンブランは早めに行かないと売り切れてしまうことが多いので注意が必要だ。
これらのケーキはセロハンテープで細かく固定されているので、多少の揺れでは簡単に崩れることはない。実はこの日は、一部地域で強風警報が出ており、ケーキ運搬には厳しい状況であったのだ。
風ニモマケズ、揺レニモマケズ
ケーキを持って、いざヨリミチ団のアジトへ!!
ヨリミチ団のアジト
今日はヨリミチ団のアジトでケーキパーティを開催するのだ。アテスウェイのケーキを無事運搬することが私の使命だ。
極力ゆっくりと移動し、アジトへ向かうと団ちょーが駅まで迎えにきてくれた。とても期待しているようだったが、今回は裏テーマがあったのである。
団員のりっちゃんはモンブランが苦手なのである。
このモンブランで改心して欲しいというヨリミチおじさんの想いは果たして届くのだろうか。
ケーキパーティー
ケーキは崩れることなく、無事アジトに到着した。
りっちゃんも訝しがりながら、見慣れないロケットモンブランをつつく。
2度つつく。
3度つつく。
底にある栗をつつく。
どうやら喜んでもらえたようで、胸を撫で下ろすヨリミチおじさん。ここのモンブランはモンブランが苦手な人にも効く(!?)ことが証明されたのであった!!
実はリーダーである”団ちょー”も甘い物があまり得意ではなかったらしいが、新鮮な生クリームには驚いてくれたようで、美味しく完食。
ありがとうアテスウェイ。
そしてヨリミチ会議は無事幕を閉じたのであった。
会議の結論は、これからも有意義で楽しい記事を書き続けることに落ち着いた。読者の皆さんにも感謝しつつ、明日もヨリミチおじさんは吉祥寺を駆け抜ける。