DAY8 ついに退院!!そしてお支払い…

退院の朝

ついに退院見込み日の朝を迎えるが、この朝も6時に点滴を投与される。点滴を終えるとすぐに血液検査の為、逆側の腕からも血液を抜く。ついに4つ目の穴が空けられた。

この検査をくぐり抜けて、やっと退院が言い渡される。まだ退院が決まっていなかったが、私はもう帰る気満々である。朝食前には私服に着替え、荷物を完全に片付けた。大きめの紙袋1つに衣類を詰め込み、トートバッグにはMac Book Pro 15inchと大きめの本を2冊詰め込んだ。重い荷物には慣れているが、病み上がりにはどう響くかは少し心配であった。

最後の朝食

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これを完食するが、飽くまで30分ルールはそのままだ。とにかくゆっくり咀嚼する。

食器を下げると、すぐに担当医がやってきた。9時頃に退院が決定される。すると最後の精算に関する書類にサインをし、1階にある精算受付に提出するように言われる。提出する前に、点滴の針を抜く。点滴の針はぷにぷにで、柔らかい管の様になっていた。アルコールのガーゼをすぐに当て、固定してもらう。やはり何もないのが一番気持ちが良い。

同時に薬も5日間処方され、これは病室に持ってくるとのことだった。待っている間に精算を済ましても大丈夫だと言うので、先に1階に降りて会計を済ませることにした。

受付での精算はカードで

緊急入院をした人多くの人は、きっと持ち合わせが無いことが多いだろう。ここではカードでの支払いができたので助かった。とは言え今時の多くの救急病院は、カード支払いに対応している。精算時に受付で「限度額適用認定証はお持ちですか?」と聞かれたが、ぎりぎりも間に合わなかった。というのも帰宅したら家に認定証が届いていたのである。ちなみにこれが届いた書類一式で、右手の小さいものが認定証となる。

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もしもこの書類が間に合っていれば、支払い時に見せると支払い額は固定となる。今回は間に合わなかったので、3割負担の金額となった。この認定証を自分で病院に持っていくことで、その場で返金してもらえるそうだ。

治療費の総額

緊急入院に手術代も入れると、その治療費は想像も出来ない。当然安くは無いだろうとは思っていたが、ネットで様々な記事を読むとおおよそ15万前後かと思っていた。しかし、それらの記事では宿泊日や、諸々の金額が含まれていたかまでは定かではなかった。ここでは個人情報と病院名を伏せて(形式で分かる人には分かるだろうが..)お見せしよう。

今回は月をまたいでしまったので、請求書が2枚に分かれている。

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11月分の請求書

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12月分の請求書

支払った金額は下に書かれている2枚分の合計金額となる。合計治療費は225,020円となった。間違いなく命が救われたので、高いとか安いとかそういう議論はしないが、この金額は今後の人生に於いて良い基準になると考える。ちなみに、保険が効いていない満額は脅威の603,330円となる。アメリカでは240万もかかるとも言われているが、もはや基準がわからなくなってしまいそうだ。

病院に駆け込んだまま入院となった私は当然手持ちは持っておらず、カードで一括払いすることになった。改めて言うが、健康保険限度額適用認定証を使うことで実際に支払う金額は所得額でア〜オで区分され、高所得者の方が支払い額が高くなる。病院の資料を見る限り、同じ月である限りは今回の治療費は80,100円で済むことになる。但し、月をまたいでしまうと話が変わってくる。例えば15万の治療費が掛かったとして、丁度入院が私の様に間に挟まれ、仮に11月に7万、12月に8万の請求が来た場合、上限以内の金額であれば全額自己負担となってしまうのだ。更に、病室代等の保険外の金額は含まれない。今回の場合で言うと、病室代は保険に適応していない請求なのだ。病室代は合計36,760円となっているので、実際に支払う金額は治療費146,890円+病室代36,760円の合計183,650円となる。

先に支払った225,020円から34,110円が後日受付で払い戻して貰うことになる。

この制度の厳しい所は、月をまたぐとあまり有効ではない。もしも11月中に全ての処置が終わっていたら、上限の80,100+病室代36,760円のおよそ11万円で済んだのに、6万円も高くついてしまった。

個人で入っている保険について

もしも会社の提携している保険会社や、個人で加入している保険会社があれば自分の当てはまっている医療保険の項目も確認するべきである。わからなければすぐに電話してしまうのが一番だ。私も生命保険の資料がすぐに出てこずに電話した。

私の場合は会社の提携ではなく、ソニー生命保険株式会社に加入しているので、帰宅後すぐに電話した。いつも会社の年末調整を書く時に、最大金額の終身保険しか書いた記憶が無く、恥ずかしながらどんな特典がついているのかはあまり記憶になかった。というのも、20歳から父親の勧めでとりあえず加入していたからである。その理由は若いうちから加入したほうが安くなるからである。

私が加入しているプランの場合:

保険会社に問い合わせた結果、盲腸の場合、見舞金として10万円のお金を貰えることがわかった。さらに、入院5日目以降につき1万円支給されることがわかったのだ。今回は7日入院していたので3万円支給される計算になる。その結果合計13万円のお金を保険会社から支給されることがわかった。但し、これには医者からの診断書が必要になり、これにもまた7,8千円のお金がかかる。この診断書が完成するには3週間程待たなくてはならず、自分でまた病院に取りに行かなくてはならない。とんでもないクリスマスプレゼントだ。

とは言え、この保険のお陰で最終的には53,650円の治療代におちついた。もしも病室をずっと最安値で我慢していれば、もっと浮くことになる。各自の保険システムを理解していれば、仮に長期入院することがあっても、入院していながらうまく利益を産むこともできる。

これらのシステムは帰宅してからわかったことばかりである。予備知識として頭の片隅に入れておくと心強いだろう。

処方薬を受け取る

システムもまだ良くわかっていないまま、なんとか支払いを済ませて病室に戻る。まだ薬は届いていない。

30分程すると看護婦が薬を持ってきてくれた。食後1日3回を5日分貰う。

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他にも痛み止めの薬を1つ貰ったが、痛い時だけ使うように言われている。結局まだ使っていない。これらは点滴の代わりとなり、帰宅してから私をサポートしてくれる。

帰路は徒歩で

帰り道は妙に暖かい天気だった。初めての入院と手術を終え、強烈な開放感に浸る。タクシーで帰ってしまおうと計画していたが、これは勿体無い。今の体力の限界も知りたく、最寄り駅まで歩いて電車に乗ることにした。結構重ための荷物を両手に抱えて歩くが、汗が吹き出す。今日の最高気温は18℃だったそうだ。駅まで無事到着し、2駅移動しホームタウンの吉祥寺に降り立つ。見慣れた景色に心の底から落ち着く。

実はどうしても食べたいものがあったのだ。それはモーレツに甘いアイスだ。適役のお店が一件あるので退院後初のよりみちだ。今年2016年5月2日にオープンした吉祥寺「クロワッサンたい焼×コールド・ストーン・クリーマリー」である。大型複合施設ではおなじみのお店だが、お店単体ではあまり見かけないのではないだろうか。

 

ここで大きいサイズの Gotta Have It(Lサイズ) でストロベリーショートケーキセレナーデを注文した。この店舗は保冷剤を提供していないが、家までは10分くらいなので急いで帰ることにした。

ちなみに、このお店の中は定期的に変わる。今の前はレッド マンゴーという多種類のタピオカを用意した飲料店であった。大のタピオカ好きとして重宝していたが、今はコピスにあるムーミンスタンドを活用している。

結局全て徒歩で帰宅することができた。自分の体力にも手応えを感じることができた。会社の復帰は退院した3日後に調整してくれた。玄関を空けると愛犬の ぷー が真っ先に出迎えてくれた。心配かけたね。

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アイスをゆっくり食べて、ようやく日常を取り戻すことが出来た。

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