DAY1 急性虫垂炎(盲腸)と診断されるまで

診断されるまで

さて、私は東京都武蔵野市の某病院に駆け込むことになった。受付を済ませると1時間程の待ち時間を経て、診察室へよばれる。そこには若い女性がいた。研修医なのだろうか、丁寧すぎる程の対応であった。とはいえスタッフは他にも多くいたので、特に焦りは無かった。

かれこれ、みぞおちの違和感や痛みが右下に移動したこと、熱が出た経緯を説明する。その後血液を小さめの試験管2本分(健康診断と同じサイズ)抜かれ、検査をすることになり、一度外の席へ戻された。

再び呼び戻された時には、断定ではないが、やはり急性虫垂炎の可能性が高いと言われ点滴を打たれる。私にとっては初めてのことでった。利き手ではない方の腕に刺される。時刻は25時になろうとしていた。そしてまた少し外の席で待つことになる。

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急展開

虫垂炎は盲腸のことらしいが、実際手術ってどれくらいかかるのだろうか。予算はいくらなのか。入院までの微妙な時間の猶予が余計悩ませる。

だがここから怒濤の検査ラッシュとなってしまうのであった。

26:00

CTスキャンを撮りますと言われ、同意書を2枚程サインする。それは 極めて少ない確率で後遺症が残ることがあります という様な内容の紙であった。そして今までの病歴とアレルギーの確認を何度も書く。紙を提出すると、これまた人生初のCTスキャンの前に運ばれた。

台に乗り、宇宙船の様な機械の輪を通る。息を吸って、そのまま止めて下さい と機械のアナウンスに言われるがままそうする。その後、点滴の管に別の薬を入れられる。

「体が熱くなりますが、それは正常な反応なので驚かないで下さい」

と言われ、またスキャンされる。これがまた本当に熱く感じるのだ。毛細血管が多いからなのか、陰嚢が猛烈に熱くなった。これは冗談では無く、本当に熱く感じるのだ。体は軽く縛られているので、動いてしまう心配は無い。その後にまた別の点滴を投与される。お腹の炎症を抑えるものですと言っていた気がする。

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27:00

点滴を投与されてからはベッドが並んでいる部屋に移動する。

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ここで入院の手続きをすることになる。かなり唐突なものであった。主治医では無いが、検査を立ち会った医師が言うには、恐らく急性虫垂炎だろうということで入院しましょうと言う。もはや従うしか無い。外科は翌朝登院してから今検査しているデータを見てもらう段取りなのだそうだ。

ここの病室の値段は3種類だったが、個室しか空いておらず1泊1万円。2人部屋は4000円、4人部屋は2000円だったと思う。仕方がないので個室に入ることにする。一体何枚の紙にサインをしたかはあまり覚えてないが多分4,5枚書いた気がする。そうこうしているうちに、点滴の副作用が無いことも確認された。

28:00

病棟へ移動し、部屋の説明と、検査で分かったところまでの説明を受ける。血液中の白血球が多く、虫垂炎の特徴と近いことや肝臓の機能は大丈夫そうであることなど、素人にはあまりわからないがきっと盲腸なのだろうということだけはわかった。このあとベッドに入るが、もうあまりにも多くの出来事がありとりあえず全て手帳にメモすることに決めたのである。

そして会社の上司にLINEで連絡を入れたのであった。緊急自体なのだからもう会社のメール経由だなんて面倒なことはしてられない。この点は便利な世の中になったとも思ったが、なんとも虚しい気分にもなる。そして家族にも当然連絡をした。

ここでちょっと厄介だったのが、時期的に年末調整の書類を加入している保険の金額を記入して会社に提出しなくてはならない時期と入院が被ってしまったことであった。これも先手を打ってから寝ておきたかったので、結果的にはiphoneで会社のメールを開きぽちぽちと間に合わない旨を書いて送ったのであった。

29:00

就寝

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